情感たっぷりに歌う事
2012年 06月 16日
最近のポイントは「美しい音」と「流れるようなメロディ」です。
ライブではマイクを使うため、つい頼ってしまいがちですが、いつどこで吹いても良い音が出せるように練習しておかないと!
不思議・・・クラシック時代よりも明らかに練習時間は少なくなっているのに、以前より息が長く続くんです。
グラーフの「チェックアップ」という本にある呼吸の訓練法・・テンポ60で、6小節間(24秒)同じ音を伸ばすのが、前は苦痛

良い音が出れば、どんな練習も楽しい

ダイナミクスの幅をつけたり、いろんな音色を吹き分けたり・・・基本の練習をたくさんしました。
そして、もう一つのポイント、「感情豊かにメロディを吹く」事。これは、家にあるマイナス・ワンCD付きの本の中からバラードばかりを選び、途中アドリブも入れながらたっぷり歌うと言う練習です。
以前、ある先輩ミュージシャンから「テーマを聴いただけで人を感動させるような演奏を・・」と言われた事があります。そして、師匠の信平さんは、まさにバラードのテーマだけでノックアウトさせられる位、情感豊かに演奏されるのです。(もちろん、何でも、早いフレーズとかも素晴らしいですが)
早くてカッコイイフレーズや、リズミカルに吹く練習も、もちろんしていかないといけませんが、まずは出来る事から・・・

いろんな方々の演奏を聴いて感じるのは、最後に心に残るのは、美しい音とメロディだと言う事。
これからも、常に良い音の追求に心を傾けよう。

それからオマケ・・若い時には出せなかった味、今の自分の中にある様々な思いを音にのせて表現できたら・・と思います

カッコイイ早いフレーズやリズミカルに吹く練習も、もちろん並行してやらないといけませんけどね~

by akogold
| 2012-06-16 01:21
| 音楽