嵐の夜のおてらいぶ
2011年 09月 11日
そんな台風の夜、9月2日(金)、新見市(旧大佐町)の大龍寺でライブをしました。
リハの頃から雨が強くなり、こんな中お客さんは来てくれるだろうか・・と心配でしたが、なんとありがたい事に、たくさん集まってくださいました。
直前のリハで音作りも結構みっちり?やったので、本番安心して臨めました。(つい先日は、ちょっと緊張し過ぎたので、今日こそは・・!

最初は私のオリジナル「ウキウキ気分で」でスタート。
2人の素晴らしいミュージシャンに支えられ、本当に楽しく、リラックスして演奏できました。苦手なMCも何とか無難に・・

一生懸命?さらった「ティコティコ」もギターとのユニゾン成功~

後半初めはギターソロからスタートし、私のオリジナル中心に演奏しました。大石学さんのライブで事故りそうになった「大地へ・・」も、この日はうまく気持ちがのったと思います。
ギターのフェリーペさんとのライブで大分慣れたシェイカーも、1曲だけご披露!(うれしい~

ラストの「スペイン」もみんなゴリゴリ?ソロをして盛り上がって終了!
アンコールの「上を向いて歩こう」では、少し工夫したコードでしっとりと・・。
ギターの岡本さん、いつも本当に気持ちを込めて演奏されます。その音楽と向き合う姿勢からどれだけ多くの事を学ばせて頂いたことでしょう・・。そして、初共演のベースの吹田さん、いつもにこやかで、気持ちがホッとするお人柄。それが演奏にも表れていて、素敵なウッドベースをたっぷりと聴かせてくださいました。やっぱりウッドはいいですね~。
何と言っても、このライブを主催してくださった和尚さんには心から感謝です。音楽を楽しむ機会を作り、おもてなしの気持ちでお客様を迎える・・素晴らしいです。
その後、3人でお寺に泊めていただき、翌朝メチャ早いにも関わらず、やっぱり遅くまで打ち上げてしまいました

生ビール、ワイン・・手料理もあって、美味しかったな~。
岡本さんは、すっかり和尚さんと意気投合し、いつまでも話が尽きないみたいでした。
そして、少しだけ寝て、翌朝6時半頃、ノロノロの台風とともに、大雨警報の中、岡本さんと吹田さんは帰っていかれました。私も程なく出発しました。
今回思った事は、都会のミュージシャンのように、毎晩とか月に何本もライブをする事は出来ないけど、素晴らしいミュージシャンと演奏する機会に恵まれ、質の良いライブをする事が大切だという事。もちろん、たくさん演奏する事も必要なのでしょうが、それが今叶わないのなら、数は少なくても一つ一つを大切に、情熱をもって、今出来る最高の演奏をする事を心掛けよう・・と。
この日のライブは次に繋がる、とても大切なものとなりました。
岡本さん、吹田さん、和尚さん、奥様、PAのナオさん・・来てくださった皆様、本当にありがとうございました。
by akogold
| 2011-09-11 02:26
| ライブ